“亀千代”の読み方と例文
読み方割合
かめちよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは伊達綱宗つなむね側室そばめで、その子の亀千代かめちよ綱村つなむら)が二歳でほうをつぐや、例のお家騒動が出来しゅったいしたのである。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
次いで八月二十五日に、嫡子亀千代かめちよが家督した。此時綱宗は二十歳、亀千代はわづかに二歳であつた。堀浚は矢張やはり伊達家で継続することになつたので、翌年工事ををはつた。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)