“岬角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうかく50.0%
かふかく25.0%
みさき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一部は橋のたもとから突出たいわさまたげられてこゝにふちたたえ、余の水は其まゝ押流して、余が立って居る岬角こうかくって、また下手対岸の蒼黒い巌壁がんぺきにぶつかると
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
其蔭に小さな小屋がけして、そまが三人停車場改築工事の木材をいて居る。橋の下手には、青石峨々たる岬角かふかくが、橋の袂から斜に川の方へ十五六間突出て居る。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
沿岸はり立っていて山が高く、山の尾根が海から岬角みさきのようにつき出て、その間々に広い入江をなしている。