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巌壁
ふりがな文庫
“巌壁”の読み方と例文
読み方
割合
がんぺき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんぺき
(逆引き)
野望
(
のぞみ
)
に向って突進し、
累卵
(
るいらん
)
を
巌壁
(
がんぺき
)
になげうつような
真似
(
まね
)
をして、身を
亡
(
ほろ
)
ぼしてくれねばよいが——と、思うての——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
一部は橋の
袂
(
たもと
)
から突出た
巌
(
いわ
)
に
礙
(
さまた
)
げられてこゝに
淵
(
ふち
)
を
湛
(
たた
)
え、余の水は其まゝ押流して、余が立って居る
岬角
(
こうかく
)
を
摩
(
す
)
って、また下手対岸の蒼黒い
巌壁
(
がんぺき
)
にぶつかると
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ただ谷が
莫迦
(
ばか
)
に深かいのと
巌壁
(
がんぺき
)
を
開鑿
(
かいさく
)
して造った桟道とは
流石
(
さすが
)
に宏壮、雄大の景だと思われた。
大網
(
おおあみ
)
を過ぐればやがて
福渡
(
ふくわたり
)
。この辺の景色は絶景といっても差支えあるまい。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
巌壁(がんぺき)の例文をもっと
(8作品)
見る
“巌壁”の意味
《名詞》
巌壁(がんぺき)
「岩壁」の異綴。
(出典:Wiktionary)
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“巌”で始まる語句
巌
巌丈
巌角
巌窟
巌乗
巌石
巌畳
巌頭
巌谷小波
巌穴
検索の候補
赤壁巌
粧壁彩巌
“巌壁”のふりがなが多い著者
井沢衣水
徳冨健次郎
押川春浪
三上於菟吉
徳冨蘆花
泉鏡太郎
幸田露伴
北原白秋
長谷川時雨
泉鏡花