“安樂倚子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんらくゐす50.0%
アームチエヤー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やうやたかく、かぜすゞしく、ふね進行すゝみのやうである。わたくし甲板かんぱん安樂倚子あんらくゐすをよせて倩々つら/\かんがへた。
かゝるやさしき振舞ふるまひさまたぐるは、こゝろなきわざおもつたから、わたくしわざ其處そこへはかず、すこはなれてたゞ一人ひとり安樂倚子アームチエヤーうへよこたへて、四方よも風景けしき見渡みわたすと、今宵こよひつきあきらかなれば