“凉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すゞ59.1%
すず18.2%
すゞみ13.6%
すずみ4.5%
りょう4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油煙ゆえんがぼうつとあがるカンテラのひかりがさういふすべてをすゞしくせてる。ことつた西瓜すゐくわあかきれちひさなみせだい一のかざりである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかししまいにはすずしいいい日がつづきました。マルコは一人のおじいさんと仲よしになりました。
このすゞみはまことに散々でしたが、アルコールがゆき渡ると、それさへも忘れて、恐るべき出鱈目でたらめ騷ぎが次から次へと、天才的な飛躍で展開するのです。
私の母は女ながらもつい一口ひとくちでも芝居の事を子供に云わず、兄もまた行こうと云わず、家内中かないじゅう一寸ちょいとでも話がない。夏、暑い時の事であるからすずみには行く。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
何分にも残暑がひどいので、向島の水神すいじんに出かけてりょうれていると、池の中で何かしきりに跳ねている。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)