“爽凉”の読み方と例文
読み方割合
さうりやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧弊で煩瑣はんさなものは、みんなぶちこはされて、一種の革命のあとのやうな、爽凉さうりやうな気がゆき子の孤独を慰めてくれた。何処よりも居心地のよさを感じて、酸つぱい蜜柑の袋をそこいらへ吐き散らした。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)