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爽涼
ふりがな文庫
“爽涼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうりょう
80.0%
さうりやう
10.0%
はっきり
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうりょう
(逆引き)
でも見渡す限りのこの不破の古関のあとの、庭にも、
藪
(
やぶ
)
にも、畠にも、
爽涼
(
そうりょう
)
たる初秋の気が
充
(
み
)
ちて、悪気の揺ぐ影は少しもありません。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
爽涼(そうりょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
さうりやう
(逆引き)
小禽
(
ことり
)
が可愛くさへづつてゐた。ゆつくりと窓を開けると、かあつとした高原の空と、緑は、お互ひに、上と下とが反射しあつてゐるかのやうな
爽涼
(
さうりやう
)
さであつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
爽涼(さうりやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
はっきり
(逆引き)
この世でなければ見る事の出来ない明瞭な程度と、これに伴う
爽涼
(
はっきり
)
した快感をもって、他界の
幻影
(
まぼろし
)
に接したと同様の心持になったのである。自分は大きな往来の真中に立っている。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
爽涼(はっきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“爽涼”の意味
《名詞》
空気が爽やかで涼しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
爽
常用漢字
中学
部首:⽘
11画
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“爽”で始まる語句
爽
爽快
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爽気
爽立
爽波
爽然
爽昧
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