“爽涼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そうりょう77.8%
さうりやう11.1%
はっきり11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“爽涼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
湯あがりの爽涼そうりょうな肌に、衣服もえて、客の官兵衛はよみがえったように、遠慮なく日ごろよりよく飲み、またよく語った。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
でも見渡す限りのこの不破の古関のあとの、庭にも、やぶにも、畠にも、爽涼そうりょうたる初秋の気がちて、悪気の揺ぐ影は少しもありません。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ゆつくりと窓を開けると、かあつとした高原の空と、緑は、お互ひに、上と下とが反射しあつてゐるかのやうな爽涼さうりやうさであつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
陽が射して来ると、空気がからりと乾いて、空の高い、爽涼さうりやうな夏景色がひらけて来た。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
この世でなければ見る事の出来ない明瞭な程度と、これに伴う爽涼はっきりした快感をもって、他界の幻影まぼろしに接したと同様の心持になったのである。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)