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染々
ふりがな文庫
“染々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しみじみ
57.9%
しみ/″\
42.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみじみ
(逆引き)
たった一人残されたその時十一の娘のお久美さんをどうしても自分の方へ引きとらなければならない事は
染々
(
しみじみ
)
とお駒の在世をのぞませた。
お久美さんと其の周囲
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
慰さめ顔に
染々
(
しみじみ
)
と話しかけたりする時のやさしい、
悄
(
しお
)
れた母親を見ると逸子は、谷がさうしてゐる為めに、母親としては、自分にも、また他人へも
惑ひ
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
染々(しみじみ)の例文をもっと
(22作品)
見る
しみ/″\
(逆引き)
上
(
あ
)
げ若し長庵殿
言事
(
いふこと
)
にも程が有る
近所
(
きんじよ
)
には居らるれどもお前とは
染々
(
しみ/″\
)
物
(
もの
)
言換
(
いひかは
)
した事も無いに私しと
密通
(
みつつう
)
を仕て居るなどと根も葉も
無事
(
なきこと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
近子は
成程
(
なるほど
)
然
(
さ
)
うかとも思ツて、「ですけども、
私等
(
わたしたち
)
は何んだツて
此樣
(
こん
)
なに氣が合はないのでせう。」と心細いやうに
染々
(
しみ/″\
)
といふ。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
染々(しみ/″\)の例文をもっと
(16作品)
見る
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
々
3画
“染”で始まる語句
染
染色
染井
染衣
染附
染付
染込
染物
染渡
染殿
“染々”のふりがなが多い著者
上司小剣
三島霜川
嘉村礒多
押川春浪
長谷川伸
三遊亭円朝
近松秋江
大倉燁子
伊藤野枝
作者不詳