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染渡
ふりがな文庫
“染渡”の読み方と例文
読み方
割合
しみわた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみわた
(逆引き)
岐阜団扇
(
ぎふうちわ
)
に風を送り氷水に
手拭
(
てぬぐい
)
を絞り
呉
(
く
)
れるまでになってはあり難さ
嬉
(
うれ
)
しさ
御馳走
(
ごちそう
)
の
瓜
(
うり
)
と共に
甘
(
うま
)
い事胃の
腑
(
ふ
)
に
染渡
(
しみわた
)
り、さあ
堪
(
たま
)
らぬ影法師殿むく/\と魂入り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
敵として戦うことは決して出来ないという観念は、一般に
染渡
(
しみわた
)
って居ります。ですから兵士は僅かでもそんなに多く内乱も起らずに治まって居るです。大抵チベットで
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
初
(
はじ
)
め
彼
(
かれ
)
は
寒氣
(
さむけ
)
を
身
(
み
)
に
覺
(
おぼ
)
え、
吐氣
(
はきけ
)
を
催
(
もよほ
)
して、
異樣
(
いやう
)
な
心地惡
(
こゝちあ
)
しさが
指先
(
ゆびさき
)
に
迄
(
まで
)
染渡
(
しみわた
)
ると、
何
(
なに
)
か
胃
(
ゐ
)
から
頭
(
あたま
)
に
突上
(
つきあ
)
げて
來
(
く
)
る、
而
(
さう
)
して
眼
(
め
)
や
耳
(
みゝ
)
に
掩
(
おほ
)
ひ
被
(
かぶ
)
さるやうな
氣
(
き
)
がする。
青
(
あを
)
い
光
(
ひかり
)
が
眼
(
め
)
に
閃付
(
ちらつ
)
く。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
染渡(しみわた)の例文をもっと
(6作品)
見る
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“染”で始まる語句
染
染々
染色
染井
染附
染衣
染付
染込
染物
染出
“染渡”のふりがなが多い著者
河口慧海
アントン・チェーホフ
作者不詳
幸田露伴
泉鏡花