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妻戸
ふりがな文庫
“妻戸”の読み方と例文
読み方
割合
つまど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまど
(逆引き)
やゝありて『誰かある』と呼ぶ聲す、
那方
(
あなた
)
なる廊下の
妻戸
(
つまど
)
を
開
(
あ
)
けて徐ろに出で來りたる立烏帽子に布衣着たる侍は齋藤瀧口なり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
清盛は、さっきから、
妻戸
(
つまど
)
の口で、両足を、縁さきへほうり出し、上半身だけ室内に入れて、仰向けに寝ころんでいた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東側の
妻戸
(
つまど
)
の外に源氏を立たせて、小君自身は縁を一回りしてから、南の
隅
(
すみ
)
の座敷の外から元気よくたたいて戸を上げさせて中へはいった。女房が
源氏物語:03 空蝉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
妻戸(つまど)の例文をもっと
(11作品)
見る
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“妻”で始まる語句
妻
妻子
妻君
妻籠
妻妾
妻室
妻楊枝
妻覓
妻鳥
妻恋坂
“妻戸”のふりがなが多い著者
高山樗牛
樋口一葉
吉川英治
谷崎潤一郎
紫式部
夏目漱石
堀辰雄
山本周五郎