“妻妾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいしょう80.0%
さいせふ15.0%
さいせう5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高師直こうのもろなおに取っては臣下の妻妾さいしょうは皆自己の妻妾であったから、師直の家来達は、御主人も好いけれど女房の召上げは困ると云ったというが
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
(間夫の本義は妻妾さいせふ奸淫かんいんするをいふ)宿外の家のつゞかざる処はひさしなければ、高低たかびくをなしたるかの雪のつゝみ往来ゆきゝとす。
妻妾さいせう共に存したことは言ふまでも無い。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)