“高師直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうのもろなお90.9%
かうのもろなほ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、にわかに大規模な作戦を立て、高師直こうのもろなお師泰もろやす総帥そうすいとする、二十余ヵ国の兵六万をもって、東条、赤坂の攻略に大挙さしむけた。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高師直こうのもろなおに取っては臣下の妻妾さいしょうは皆自己の妻妾であったから、師直の家来達は、御主人も好いけれど女房の召上げは困ると云ったというが
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
鹽谷判官えんやはんぐわんが「大阪侯」高師直かうのもろなほが「仙台侯」由良之助が「彌五郎」とつくり替へられ、仙台侯が大阪侯に託して「頼信よりのぶ」と云ふ一流の画家にみかどへ献上する扇の絵をかせると
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)