“高直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじき57.1%
たかね28.6%
こうち7.1%
こうぢき7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本朝にも弥勒の平等世界を唱えて衆を乱した事歴史に見ゆとは何を指すのかちょっと分らぬが、『甲斐国妙法寺記』に、永正三丙寅ひのえとら、この年春は売買去年冬よりもなお高直こうじきなり。
高直たかねで買い取った馬は初め四のくいに登り立ち、数日後には四足を縮めて一の杭に立ち、よく主人を乗せ走りて毎日午前は筑紫午後は都で勤務せしめ
いわんや武備なるものはこれを驕奢品として考うればもっとも不廉高直こうちなる代物なるにおいてをや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
高直こうぢきに成り行き万民の難渋少からず、畢竟此者共荷高に応じ、広大の口銭を貪り取り候慾情より事起り、皇国の疲労を引出し、一己いつこの利に迷ひ、他の難渋を顧みず