トップ
>
一己
ふりがな文庫
“一己”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっこ
66.7%
いつこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっこ
(逆引き)
殊にチベット人は
一己
(
いっこ
)
の利害を見ることに機敏でありますから、そういうふうにたびたび金を施してくれるのを大いに喜んで
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
今般自分が上京する主意は将軍の進発もあらせらるる時勢を傍観するに忍びないからであって、全く
一己
(
いっこ
)
の微忠を尽くしたい存慮にほかならない、この上
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
一己(いっこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いつこ
(逆引き)
高直
(
こうぢき
)
に成り行き万民の難渋少からず、畢竟此者共荷高に応じ、広大の口銭を貪り取り候慾情より事起り、皇国の疲労を引出し、
一己
(
いつこ
)
の利に迷ひ、他の難渋を顧みず
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一己
(
いつこ
)
の利益から云へば競争者の無い方が
好
(
い
)
い様な物の、
印度
(
インド
)
の本土一般に
亘
(
わた
)
つて日本
絹
(
シルク
)
の販路は無限である。日本商人の為に同業の競争者の多数に
起
(
おこ
)
る事を望むと言つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
一己(いつこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一己”の意味
《名詞・形容動詞》
自分一人。自分だけ。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
“一己”で始まる語句
一己立
検索の候補
一己立
保己一
己一人
己一個
塙保己一
“一己”のふりがなが多い著者
河口慧海
木下尚江
与謝野寛
内村鑑三
井上円了
福沢諭吉
中里介山
和辻哲郎
島崎藤村
与謝野晶子