“妻楊枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つまようじ69.2%
つまやうじ30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日きのうまでは、剣術大名司馬道場の御後室様として、出るにも入るにも多勢の腰元にとりまかれ、妻楊枝つまようじより重いものは持ったことのないお蓮様。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ガラッ八は自分の懐みたいな顔をして、鷹揚おうように勘定をすると、若干なにがしか心付けを置いて、さて妻楊枝つまようじを取上げました。
と言ふ使の口上を半分も言はせず、平次は妻楊枝つまやうじを叩き付けるやうに、ガラツ八をうながして、横山町へ驅け付けました。
ガラツ八は自分のふところ見たいな顏をして、鷹揚おうやうに勘定をすると、若干なにがしか心付けを置いて、さて妻楊枝つまやうじを取上げました。