“つまやうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妻楊枝80.0%
爪楊枝20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前は默つてゐろ、——横町の御浪人は、鎧通よろひどほしで内職の妻楊枝つまやうじけづつてるぢやないか、御用聞き風情が、唐紙の穴を塞いだところで、御政道の瑕瑾かきんにはならないよ」
平次は妻楊枝つまやうじををポイと捨てて、熱い番茶を一杯、やけにガブリとやります。
次の日も同じ隙間を覗つて吸さしのコソ泥を働いた。ルバシュカは爪楊枝つまやうじを使ひながら座に戻ると煙草盆を覗いて
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)