“蘇芳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すおう48.1%
すはう44.4%
すほう7.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蘇芳”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうして女は殆どわれを忘れて、いそいで自分の小さな体を色のめた蘇芳すおうの衣のなかに隠したのがっとのことだった。
曠野 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
蘇芳すおうをまきちらしたようなおびただしい血のあとを、たわしに灰をつけて、ひっそりと洗いつづけるのだった……
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
柘榴ざくろを叩き潰したやうにゑみ割れて、丸い胸のあたりまで蘇芳すはうにひたした凄まじさは、何にたとへやうもありません。
さう言へば柳吉の前には、存分に血を吸つて蘇芳すはうけたやうな、木綿物の座布團が一枚あります。
何しろ一刀ひとかたなとは申すものの、胸もとの突き傷でございますから、死骸のまわりの竹の落葉は、蘇芳すほうみたようでございます。
藪の中 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
首筋が蘇芳すほうでも塗ったように真赤なところまでおなじだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)