“蘇芳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すおう61.1%
すはう33.3%
すほう5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっきの異人に負けず劣らずの大兵で、肩などは巌(いわお)のように盛りあがり、首筋はあくまでも赤く、まるで蘇芳(すおう)を塗ったようであった。
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
冠せた半纏(はんてん)を取ると、後ろから袈裟掛(けさがけ)に斬られた伊之助は、たつた一刀の下に死んだらしく、蘇芳(すはう)を浴びたやうになつて居ります。
首筋が蘇芳(すほう)でも塗ったように真赤なところまでおなじだ。ちょうどウェルズの未来小説に出てくる〈科学人間〉にそっくりな感じだった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)