“さげすむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蔑視33.3%
軽侮33.3%
軽蔑33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われ彼の墓のほとりにいたれるとき、彼少しく我を見てさて蔑視さげすむごとく問ひていひけるは、汝の祖先は誰なりや 四〇—四二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
いつでも喧嘩けんかになってしまう。与吉がなんだあおぶくれと下から云うと、喜いちゃんは上から、やあい鼻垂らし小僧、貧乏人、と軽侮さげすむように丸いあごをしゃくって見せる。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
オイ軽蔑さげすむめえぜ、馬鹿なものを買ったのもせんじつめりゃあ、相場をするのとちげえはねえのだ、当らねえにはまらねえわサ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)