トップ
>
覆轍
ふりがな文庫
“覆轍”の読み方と例文
読み方
割合
ふくてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくてつ
(逆引き)
どの国民も決してあの暴状を
摸
(
ま
)
ねようとは考えないのですから、露西亜人は世界人類のために前車の
覆轍
(
ふくてつ
)
を示したことになります。
三面一体の生活へ
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
前車
(
ぜんしゃ
)
の
覆轍
(
ふくてつ
)
以てそれぞれ身の用心ともなしたまはばこの一篇の『矢筈草』
豈
(
あに
)
徒
(
いたずら
)
に男女の
痴情
(
ちじょう
)
を種とする売文とのみ
蔑
(
さげす
)
むを得んや。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
然
(
しか
)
らば
猶太
(
ユダヤ
)
の亡国は当然であるが、カイゼルはこの前車の
覆轍
(
ふくてつ
)
を怖れずして、またもその轍を
履
(
ふ
)
んで自らその車を
覆
(
くつがえ
)
し
了
(
おわ
)
った。
永久平和の先決問題
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
覆轍(ふくてつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
轍
漢検準1級
部首:⾞
19画
“覆”で始まる語句
覆
覆面
覆盆子
覆輪
覆布
覆奏
覆滅
覆被
覆没
覆面頭巾
“覆轍”のふりがなが多い著者
綱島梁川
服部之総
佐々木邦
幸田露伴
大隈重信
福沢諭吉
中里介山
島崎藤村
正岡子規
与謝野晶子