“摸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
41.7%
20.8%
うつ8.3%
なで8.3%
かたど4.2%
さぐ4.2%
4.2%
4.2%
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深川の三十三間堂は、京の三十三間堂をして造つたもので、維新近くまで通し矢のしがあり、矢數帳が今でも遺つてをります。
どの国民も決してあの暴状をねようとは考えないのですから、露西亜人は世界人類のために前車の覆轍を示したことになります。
三面一体の生活へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
夫婦をせて焼亡せし鰐淵が居宅は、さるほど貫一の手にりてその跡に改築せられぬ、有形よりは小体に、質素を旨としたれどの構造をしてはざらんとめしに似たり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
宋人彭乗墨客揮犀鄂州无夢不埋爪髪たる義存に同じかりしが、婦人の手にられしより爪髪のびざりしとぞ。
庭などは多くはシナ風にって築山などがありますが、と言ってまた外に広い芝原の庭があり、その真中にちょいと花があるというようなインド風のところもある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
瓠壺之腹縦摸筆(瓠壺の腹にに筆をり)
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
やって、こっそりりかえさせたんです
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
手をやってでてみると、毛がもじゃもじゃと触った。
酒友 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
嶺上牌を一寸みたり、上家がすてない先の場牌して、自分がとらないときには、例えばその七筒が誰のところへ入ったなどを覚える。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)