トップ
>
摸索
ふりがな文庫
“摸索”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もさく
81.8%
まさぐ
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もさく
(逆引き)
我
(
われ
)
は
手
(
て
)
に
握
(
にぎ
)
つて、
双
(
さう
)
の
眼
(
まなこ
)
で
明
(
あきら
)
かに
見
(
み
)
る
采
(
さい
)
の
目
(
め
)
を、
多勢
(
たぜい
)
が
暗中
(
あんちゆう
)
に
摸索
(
もさく
)
して、
丁
(
ちやう
)
か、
半
(
はん
)
か、
生
(
せい
)
か、
死
(
し
)
か、と
喧々
(
がや/\
)
騒
(
さわ
)
ぎ
立
(
た
)
てるほど
可笑
(
をかし
)
な
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
近代人の
摸索
(
もさく
)
は、古語に観念的な内容を捉えようとしたのである。其が民族文学の主題であり、一言で言えば品格であった。
詩語としての日本語
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
摸索(もさく)の例文をもっと
(9作品)
見る
まさぐ
(逆引き)
ああ、あの確証を得たいばかりに、毎夜私は、どんなにか空々しく、あの男の身長を
摸索
(
まさぐ
)
っていたことでしょう
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし、その光が、妖怪めいたはためきをしながら、しきりと床上を
摸索
(
まさぐ
)
っている間でも、法水の眼だけはその上方に
睜
(
みひら
)
かれていて、鋭く壇上の空間に注がれていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
摸索(まさぐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“摸索”の意味
《名詞》
摸索(もさく 「模索」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
試行錯誤を繰り返しながら探し求めること。
(出典:Wiktionary)
摸
漢検準1級
部首:⼿
13画
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“摸”で始まる語句
摸
摸型
摸倣
摸傚
摸写
摸様
摸寫
摸造
摸牌
摸樣
検索の候補
暗中摸索
“摸索”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
小栗虫太郎
柳宗悦
高村光太郎
泉鏡太郎
有島武郎
柳田国男
吉川英治
萩原朔太郎
泉鏡花