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摸索
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まさぐ
ふりがな文庫
“
摸索
(
まさぐ
)” の例文
ああ、あの確証を得たいばかりに、毎夜私は、どんなにか空々しく、あの男の身長を
摸索
(
まさぐ
)
っていたことでしょう
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし、その光が、妖怪めいたはためきをしながら、しきりと床上を
摸索
(
まさぐ
)
っている間でも、法水の眼だけはその上方に
睜
(
みひら
)
かれていて、鋭く壇上の空間に注がれていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
どうにもそのはっきりしたものを
掴
(
つか
)
み上げることができず、ただいたずらに宙を
摸索
(
まさぐ
)
って、それから烏とか、山猫とか
屍虫
(
しでむし
)
とかいうような、
生物
(
いきもの
)
の名を並べはじめたのです。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
はたせるかな、この予測は的中した。最初から死体を見ぬにもかかわらず、はや法水は、この館の雰囲気を
摸索
(
まさぐ
)
ってその中から結晶のようなものを摘出していったのであった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“摸索”の意味
《名詞》
摸索(もさく 「模索」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
試行錯誤を繰り返しながら探し求めること。
(出典:Wiktionary)
摸
漢検準1級
部首:⼿
13画
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“摸”で始まる語句
摸
摸型
摸倣
摸傚
摸写
摸様
摸寫
摸造
摸牌
摸樣