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まさぐ
ふりがな文庫
“まさぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
弄
29.4%
爪探
17.6%
爪搜
17.6%
摸索
11.8%
探
5.9%
爪捜
5.9%
眼探
5.9%
間探
5.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弄
(逆引き)
令嬢は、右の手に持つてゐる華奢な象牙骨の扇を、
弄
(
まさぐ
)
りながら、青年の顔を見上げながら、
遉
(
さすが
)
に女らしく云つた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
まさぐ(弄)の例文をもっと
(5作品)
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爪探
(逆引き)
僧は眼に涙を浮べて手の数珠を
爪探
(
まさぐ
)
った。
釘抜藤吉捕物覚書:02 梅雨に咲く花
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
まさぐ(爪探)の例文をもっと
(3作品)
見る
爪搜
(逆引き)
八五郎は袖の中の捕繩などを
爪搜
(
まさぐ
)
り乍ら、入口を
塞
(
ふさ
)
いでいきり立つのです。
銭形平次捕物控:183 盗まれた十手
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まさぐ(爪搜)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
摸索
(逆引き)
しかし、その光が、妖怪めいたはためきをしながら、しきりと床上を
摸索
(
まさぐ
)
っている間でも、法水の眼だけはその上方に
睜
(
みひら
)
かれていて、鋭く壇上の空間に注がれていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
まさぐ(摸索)の例文をもっと
(2作品)
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探
(逆引き)
合点長屋の土間へ降り立った釘抜藤吉は、まだ明けやらぬ薄暗がりのなかで、足の指先に駒下駄の緒を
探
(
まさぐ
)
りながら、独語のようにこう言った。
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
まさぐ(探)の例文をもっと
(1作品)
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爪捜
(逆引き)
それを聞く万七はもう袖の中の捕縄を
爪捜
(
まさぐ
)
っております。
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
まさぐ(爪捜)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼探
(逆引き)
用人の伊吹大作が唐紙に呑まれて、やがて跫音の遠ざかるのを待っていた忠相は、
灯
(
あか
)
りを手に、つとたちあがって縁に出ると、庭のくらがりを
眼探
(
まさぐ
)
って忍びやかに呼びかけた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
まさぐ(眼探)の例文をもっと
(1作品)
見る
間探
(逆引き)
カーテンに掴まりながら何か
蹈
(
ふ
)
み台になりそうなものを足で
間探
(
まさぐ
)
っていると、好い
塩梅
(
あんばい
)
に三つ組のテーブルの一つが触ったので、それを横に倒して、その上に乗った。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
まさぐ(間探)の例文をもっと
(1作品)
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