“爪搜”の読み方と例文
新字:爪捜
読み方割合
まさぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お君は泣き顏を振りあげて、必死とあらがひますが、寅松はセセラ笑つてその丸い肩を小突き乍ら、袂の捕繩を左手で爪搜まさぐるのです。
八五郎は袖の中の捕繩などを爪搜まさぐり乍ら、入口をふさいでいきり立つのです。
八五郎は懷ろの奧に忍ばせてゐる十手を爪搜まさぐるのです。