トップ
>
暗中
ふりがな文庫
“暗中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あんちゅう
43.5%
くらがり
17.4%
あんちゆう
13.0%
やみ
13.0%
くらやみ
8.7%
あんちう
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんちゅう
(逆引き)
ところがだんだんと
競
(
せ
)
りおろして来て、いよいよ零に近くなった時、突然として
暗中
(
あんちゅう
)
から
躍
(
おど
)
り出した。こいつは死ぬぞと云う考えが躍り出した。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
暗中(あんちゅう)の例文をもっと
(10作品)
見る
くらがり
(逆引き)
が、広間の
暗中
(
くらがり
)
に吸込まれて、誰も居ない。そのこぼれた裾、肩が、女まじりに廊下に背ばかりで入乱れる。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗中(くらがり)の例文をもっと
(4作品)
見る
あんちゆう
(逆引き)
我
(
われ
)
は
手
(
て
)
に
握
(
にぎ
)
つて、
双
(
さう
)
の
眼
(
まなこ
)
で
明
(
あきら
)
かに
見
(
み
)
る
采
(
さい
)
の
目
(
め
)
を、
多勢
(
たぜい
)
が
暗中
(
あんちゆう
)
に
摸索
(
もさく
)
して、
丁
(
ちやう
)
か、
半
(
はん
)
か、
生
(
せい
)
か、
死
(
し
)
か、と
喧々
(
がや/\
)
騒
(
さわ
)
ぎ
立
(
た
)
てるほど
可笑
(
をかし
)
な
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
暗中(あんちゆう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
やみ
(逆引き)
あれはと認むる
隙
(
ひま
)
も無く、
電
(
いなずま
)
? ふっと
暗中
(
やみ
)
に消え、やがて泰助の面前に白き女の顔
顕
(
あらわ
)
れ、
拭
(
ぬぐ
)
いたらむ様にまた消えて、障子にさばく乱髪のさらさらという音あり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗中(やみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くらやみ
(逆引き)
「もうちっと驚かなくっちゃあ。……いきなり、お能の舞台から墓所じゃアありませんか。そこへ私が
暗中
(
くらやみ
)
に出たんだもの。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗中(くらやみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あんちう
(逆引き)
那
(
あ
)
の手紙を見て、何様顏をしてゐるか………おツと、其様なことは何うでも可いとして、これから小時
暗中
(
あんちう
)
の
飛躍
(
ひやく
)
と出掛けるんだ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
暗中(あんちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“暗中”の意味
《名詞》
暗 中(あんちゅう)
暗闇の中。
(出典:Wiktionary)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“暗中”で始まる語句
暗中摸索
検索の候補
暗中摸索
“暗中”のふりがなが多い著者
石井研堂
三島霜川
徳冨蘆花
二葉亭四迷
泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
石川啄木
国枝史郎
吉川英治