“あんちゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
暗中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われにぎつて、さうまなこあきらかにさいを、多勢たぜい暗中あんちゆう摸索もさくして、ちやうか、はんか、せいか、か、と喧々がや/\さわてるほど可笑をかしことい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
宗助そうすけはじめてその視線しせんせつしたときは、暗中あんちゆう卒然そつぜんとして白刄はくじんおもひがあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と怒鳴るや否や、須山教師の黒い姿は、忽ち暗中あんちゆうに没したのであつた。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)