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摸
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うつ
ふりがな文庫
“
摸
(
うつ
)” の例文
主
(
あるじ
)
夫婦を
併
(
あは
)
せて
焼亡
(
しようぼう
)
せし
鰐淵
(
わにぶち
)
が居宅は、さるほど貫一の手に
頼
(
よ
)
りてその跡に改築せられぬ、
有形
(
ありがた
)
よりは
小体
(
こてい
)
に、質素を旨としたれど
専
(
もつぱ
)
ら
旧
(
さき
)
の構造を
摸
(
うつ
)
して
差
(
たが
)
はざらんと
勉
(
つと
)
めしに似たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さてそのついでに調べると、小栗の譚は日本の史実を本としたものの、西暦二世紀に、チミジア国(今のアルゼリア)の人アプレイウスが書いた、『
金驢篇
(
デ・アシノアウレオ
)
』の処々を
摸
(
うつ
)
し入れた跡が少なくない。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
氷川なる邸内には、
唐破風造
(
からはふづくり
)
の昔を
摸
(
うつ
)
せる
館
(
たち
)
と相並びて、帰朝後起せし三層の
煉瓦造
(
れんがづくり
)
の
異
(
あやし
)
きまで目慣れぬ式なるは、この殿の
数寄
(
すき
)
にて、独逸に名ある古城の
面影
(
おもかげ
)
を
偲
(
しの
)
びてここに
象
(
かたど
)
れるなりとぞ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
摸
漢検準1級
部首:⼿
13画
“摸”を含む語句
掏摸
相摸
摸型
摸傚
摸索
摸様
自摸
摸牌
摸寫
相摸国
暗中摸索
摸写
摸倣
掬摸
女掏摸
相摸國高座郡
相摸守殿
相摸國
網摸様燈籠菊桐
相摸守高時
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