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鰐淵
ふりがな文庫
“鰐淵”の読み方と例文
読み方
割合
わにぶち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わにぶち
(逆引き)
鰐淵
(
わにぶち
)
の名が同業間に聞えて、威権をさをさ四天王の随一たるべき勢あるは、この資本主の
後楯
(
うしろだて
)
ありて、運転神助の如きに由るのみ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貫一もそれをこそ
懸念
(
けねん
)
せしが、果して
鰐淵
(
わにぶち
)
は彼と満枝との間を疑ひ初めき。彼は又鰐淵の疑へるに由りて、その人と満枝との間をも
略
(
ほぼ
)
推
(
すい
)
し得たるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
鰐淵
(
わにぶち
)
は
焚死
(
やけし
)
に、宮は自殺した、俺はどう
為
(
す
)
るのか。俺のこの感情の強いのでは、又
向来
(
これから
)
宮のこの死顔が始終目に着いて、一生悲い思を為なければ成らんのだらう。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
鰐淵(わにぶち)の例文をもっと
(1作品)
見る
鰐
漢検準1級
部首:⿂
20画
淵
漢検準1級
部首:⽔
12画
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