“鰐淵寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わにぶちでら50.0%
がくえんじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、鎌倉の許可なく、余人を近づけ奉るべからずという厳令をやぶって、鰐淵寺わにぶちでらの僧頼源らいげんや二、三の土着武士を帝にお会わせしたことまでも
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鰐淵寺わにぶちでら僧都そうず、心ある島武士。またかねてから宮方の成田、名和。そのほか、眼にみえぬあまたな味方が、いまぞと、ここをうながしておる」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古い紀行や現地講演の類まで余さずあさッてみた。中では島根県史六巻の第六章はさすが卓抜しているが、それにしてさえ骨子は鰐淵寺がくえんじ所蔵の宸筆文書一通のほかにさしての取りえもない。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)