“鰐淵直行”の読み方と例文
読み方割合
わにぶちただゆき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌々日の諸新聞は坂町さかまちに於ける高利貸アイス遭難の一件を報道せり。うちはざま貫一を誤りて鰐淵直行わにぶちただゆきるもありしが、負傷者は翌日大学第二医院に入院したりとのみは、一様に事実の真を伝ふるなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)