“有形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありがた40.0%
ありかた20.0%
うぎょう20.0%
ゆうけい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主(あるじ)夫婦を併(あは)せて焼亡(しようぼう)せし鰐淵(わにぶち)が居宅は、さるほど貫一の手に頼(よ)りてその跡に改築せられぬ、有形(ありがた)よりは小体(こてい)に、質素を旨としたれど専(もつぱ)ら旧(さき)の構造を摸(うつ)して差(たが)はざらんと勉(つと)めしに似たり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
此に徳さんの補修を経た有形(ありかた)の儘に、単に歴代の名を数ふれば、義光より義清、清光、信義、信光、信政、信時、時綱、信家、信武、信成、信春、信満、信重、信守、信昌、信綱
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
四百万億(まんおく)阿僧祇(あそうぎ)の世界(せかい)なる六趣(しゅ)四生(しょう)の衆生(しゅうじょう)、有形(うぎょう)のもの、無形(むぎょう)のもの——有形無形(うぎょうむぎょう)のうち、慾界色界(よくかいしきかい)の有情(うじょう)は有形(うぎょう)にして、無慾無色界(むよくむしきかい)の有情(うじょう)は無形(むぎょう)なり……なンかと大分むずかしい文句だが
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
道場(どうじょう)だって同(おな)じこと、天狗(てんぐ)さんに有形(ゆうけい)の道場(どうじょう)は要(い)らない筈(はず)でございますが、種(たね)がなくては掴(つか)まえどころがなさ過(す)ぎますから