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覆被
ふりがな文庫
“覆被”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おつかぶ
66.7%
おいかぶ
16.7%
おっかぶ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おつかぶ
(逆引き)
二階の八疊間に、火鉢が唯一個、
幾何
(
いくら
)
炭をつぎ足して、青い焔の舌を
斷間
(
しきり
)
なく吐く程火をおこしても、寒さが背から
覆被
(
おつかぶ
)
さる樣で、襟元は絶えず氷の樣な手で撫でられる樣な氣がした。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
覆被(おつかぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おいかぶ
(逆引き)
得
(
え
)
も知れない悪臭い汚い
点滴
(
したたり
)
が頬を汚して、一雪が、お伽堂へ駆込んだ時、あとで中洲の
背後
(
うしろ
)
へ
覆被
(
おいかぶ
)
さった三人の
中
(
うち
)
にも、青麟の黒い舌の臭気が頬にかかった臭さと同じだ、というのを、荷高が
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
覆被(おいかぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おっかぶ
(逆引き)
ところがまた、知ってる通り、あの
一町場
(
ひとちょうば
)
が、一方谷、一方
覆被
(
おっかぶ
)
さった雑木林で、妙に
真昼間
(
まっぴるま
)
も薄暗い、
可厭
(
いや
)
な処じゃないか。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
覆被(おっかぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“覆”で始まる語句
覆
覆面
覆盆子
覆轍
覆輪
覆布
覆奏
覆滅
覆没
覆面頭巾
検索の候補
被覆
“覆被”のふりがなが多い著者
石川啄木
泉鏡花