“重野安繹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しげのやすつぐ80.0%
しげのあんえき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人の忘れ置きけん枕元に尾形光琳おがたこうりん伝と書ける一葉摺いちようずりの者あり。三、四十行の短文にして末に、明治三十四年四月文学博士重野安繹しげのやすつぐ撰、と書けり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
尤もその代りとして重野安繹しげのやすつぐ先生が来られたのであるが、やはり水本の方を慕うが上に、東京の見物もしたいという希望もあるので、薩藩人を始め
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
文学博士重野安繹しげのあんえきは、当時の薩州出身の要路者にこびへつらった御用学者であったが、大久保利通のために「神道碑しんどうひ」と称するものを、勅命によって書いている。そのなかには