“尾形光琳”の読み方と例文
読み方割合
おがたこうりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人の忘れ置きけん枕元に尾形光琳おがたこうりん伝と書ける一葉摺いちようずりの者あり。三、四十行の短文にして末に、明治三十四年四月文学博士重野安繹しげのやすつぐ撰、と書けり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
端山辺の低い処に赤い月があるのでいくらか印のやうな感が強くなるのである。ちなみにいふ、丸印は昔から時々用ゐられる、尾形光琳おがたこうりんの如きは丸印の方を普通に用ゐたやうだ。(八月二十六日)
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)