“重野”の読み方と例文
読み方割合
しげの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そののち道悦は保が重野しげの成斎に紹介して、修史局の雇員にしてもらうことが出来た。子道太郎は時事新報社の文選をしていたが、父にさきだって死んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
中「存外御無沙汰今日こんにちは思いも掛けない吉事きちじで、早く知らせようと思って、重野しげの叔父おじことほか悦んで居りました」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
六ヶ月してひそかに長崎の方に行き、松木まつきおよそ一年ばかりも其処そこに居る中に、本藩の方でも松木の事を心頭しんとうに掛けてその所在を探索し、大久保おおくぼ岩下いわした重野しげのを始めとして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)