“しげの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
重野33.3%
滋野33.3%
茂野22.2%
繁野11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中「存外御無沙汰今日こんにちは思いも掛けない吉事きちじで、早く知らせようと思って、重野しげの叔父おじことほか悦んで居りました」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
旗上げは諏訪すわの入道昭雲が主となって、高時のわすれがたみ北条時行(亀寿丸)をいただき、滋野しげの保科ほしな、四ノ宮などの北条遺臣の族党をかたらってったものとわかってきた。
「これ、——茂野しげの、——お上の御用を承る方なら、お通し申すがよい。むさ苦しいところだが——」
繁野しげのという老職を知っているか」
霜柱 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)