“荻野八重桐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おぎのやえぎり50.0%
おぎのやへぎり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三艸子みさこの妹もうつくしい人であったが、尾上おのえいろともいい、荻野八重桐おぎのやえぎりとも名乗って年をとってからも、踊の師匠をして、本所のはずれにしがない暮しをしていた。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
妹のおいろさんも姉さんよりすこし小柄でも、すつとして背も高く、そのころ七十には見えない美人だつた。深川の奧の方で、荻野八重桐おぎのやへぎりといつて踊の師匠をしてゐた。
河風 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)