トップ
>
『河風』
ふりがな文庫
『
河風
(
かわかぜ
)
』
江東水の江村の、あのおびただしい蓮が、東京灣の潮がさして枯れさうだといふ、お米も枯れてしまつたといふ、葛飾の水郷もさうして、だん/″\と工場町になるのだらう。龜井戸の後など汽車の窓からみると、紅白の花が可哀さうなほど汚ならしくぎら/″\した …
著者
長谷川時雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「週刊朝日」1933(昭和8)年8月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
災
(
さい
)
額
(
がく
)
後
(
うしろ
)
言問
(
こととひ
)
門
(
と
)
侠
(
きやん
)
小川
(
をがは
)
干天
(
ひでり
)
楊子
(
やうじ
)
籠
(
こ
)
粹
(
すゐ
)
三圍
(
みめぐり
)
宅
(
うち
)
待乳
(
まつち
)
松
(
まつ
)
香夢
(
こうむ
)