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粹
ふりがな文庫
“粹”のいろいろな読み方と例文
新字:
粋
読み方
割合
いき
52.4%
すゐ
47.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いき
(逆引き)
……つい
此
(
こ
)
の
間
(
あひだ
)
、
弴
(
とん
)
さんに
逢
(
あ
)
つて、
其
(
そ
)
の
話
(
はなし
)
が
出
(
で
)
ると、
十圓
(
じふゑん
)
と
怯
(
おど
)
かすより
九九九
(
くうくうくう
)
と
言
(
い
)
ふ
方
(
はう
)
が、
音〆
(
ねじめ
)
……は
粹
(
いき
)
過
(
す
)
ぎる……
耳觸
(
みゝざは
)
りが
柔
(
やはら
)
かで
安易
(
あんい
)
で
可
(
よ
)
い。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
浴衣は秋草を染め出した中形で、なか/\に
粹
(
いき
)
なものですが、袖を半分から下、刄物で切り捨て、下の方には物凄いほど血が
飛沫
(
しぶ
)
いてをります。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
粹(いき)の例文をもっと
(11作品)
見る
すゐ
(逆引き)
それが却つて、女には、野暮氣が拔けたとか、
粹
(
すゐ
)
になつたとか、本當の色男になつて來たとか見えるのであらう。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
江戸娘の
粹
(
すゐ
)
と言つたお秀は年こそ少し取り過ぎましたが、隨分思ひも寄らぬ罪を作つてゐさうな美しさでした。
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
粹(すゐ)の例文をもっと
(10作品)
見る
粹
部首:⽶
14画
“粹”を含む語句
生粹
純粹
不粹
粹好
無粹
理科會粹
粉粹
粹樣
粹背肌
粹興
純粹否定
“粹”のふりがなが多い著者
上司小剣
水上滝太郎
岩野泡鳴
泉鏡太郎
長谷川時雨
野村胡堂
石川啄木
泉鏡花
太宰治