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柊
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ひゝらぎ
ふりがな文庫
“
柊
(
ひゝらぎ
)” の例文
葉の尖つた
柊
(
ひゝらぎ
)
、暗い杉、
巴丹杏
(
はたんきやう
)
などが其邊に茂つて居まして、木戸の横手にある石垣の隅には見上げるほど高い
枳殼
(
からたち
)
が立つて居ました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
其
(
その
)
夜
(
よ
)
はまだ
各
(
おの/\
)
が一つ
加
(
くは
)
はつた
年齡
(
ねんれい
)
の
數
(
かず
)
程
(
ほど
)
の
熬豆
(
いりまめ
)
を
噛
(
かじ
)
つて
鬼
(
おに
)
をやらうた
夜
(
よ
)
から、
幾
(
いく
)
らも
隔
(
へだ
)
たらないので、
鹽鰮
(
しほいわし
)
の
頭
(
あたま
)
と
共
(
とも
)
に
戸口
(
とぐち
)
に
揷
(
さ
)
した
柊
(
ひゝらぎ
)
の
葉
(
は
)
も
一向
(
いつかう
)
に
乾
(
かわ
)
いた
容子
(
やうす
)
の
見
(
み
)
えない
程
(
ほど
)
のことであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
柊
漢検準1級
部首:⽊
9画
“柊”を含む語句
柊屋
柊冬青
柊家
柊寺
柊平
柊揆
柊林
柊野