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涓滴
ふりがな文庫
“涓滴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんてき
66.7%
したたり
11.1%
しずく
11.1%
したゝり
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんてき
(逆引き)
竜池は
涓滴
(
けんてき
)
の量だになかった。杯は手に取っても、飲むまねをするに過ぎなかった。また
未
(
いま
)
だかつて妓楼に宿泊したことがなかった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
涓滴(けんてき)の例文をもっと
(6作品)
見る
したたり
(逆引き)
涓滴
(
したたり
)
それぞと
汝
(
なれ
)
もたのみけむか。——
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
涓滴(したたり)の例文をもっと
(1作品)
見る
しずく
(逆引き)
雨は
飛沫
(
しぶき
)
を立てて降ってきた。南はその飛沫を避けて一方の手で長裾にかかった
涓滴
(
しずく
)
をはたいた。南の姿を見つけて其処の主人が顔をだした。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
涓滴(しずく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
したゝり
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
土間
(
どま
)
へ
筵
(
むしろ
)
を
敷
(
し
)
いて
他
(
た
)
の一
枚
(
まい
)
の
蒲團
(
ふとん
)
を
被
(
かぶ
)
つてくる/\と
身
(
み
)
を
屈
(
かゞ
)
めた。
彼
(
かれ
)
は
足
(
あし
)
を
伸
(
の
)
ばした
儘
(
まゝ
)
上體
(
じやうたい
)
を
擡
(
もた
)
げて一
度
(
ど
)
闇
(
くら
)
い
床
(
ゆか
)
の
上
(
うへ
)
を
見
(
み
)
た。ぴしや/\と
落
(
お
)
ちる
涓滴
(
したゝり
)
が
暫
(
しばら
)
く
彼
(
かれ
)
の
耳
(
みゝ
)
の
底
(
そこ
)
を
打
(
う
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
涓滴(したゝり)の例文をもっと
(1作品)
見る
涓
漢検1級
部首:⽔
10画
滴
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“涓”で始まる語句
涓々
涓水
“涓滴”のふりがなが多い著者
渡辺千吉郎
ロマン・ロラン
谷崎潤一郎
蒲原有明
長塚節
森鴎外
田中貢太郎