“涓水”の読み方と例文
読み方割合
けんすゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし蒼海と手を携へてこゝに遊びし事あり、巌にしたゝ涓水けんすゐに鉱気ありければ、これを浴室にうつし、薪火しんくわをもて暖めつゝ、近郷近里の老若男女、春冬の閑時候に来り遊ぶの便に供せり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)