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なえ
ふりがな文庫
“なえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苗
61.8%
地震
8.8%
汝兄
5.9%
萎
5.9%
早苗
2.9%
泣
2.9%
秧
2.9%
稲苗
2.9%
緑秧
2.9%
萎靡
2.9%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苗
(逆引き)
昔
(
むかし
)
、
金持
(
かねも
)
ちの
住
(
す
)
んでいた
屋敷
(
やしき
)
も、
荒
(
あ
)
れはててそのままになっていたが、いつしか、そこにもなしの
木
(
き
)
の
苗
(
なえ
)
は、
植
(
う
)
えられたのです。
金が出ずに、なしの産まれた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なえ(苗)の例文をもっと
(21作品)
見る
地震
(逆引き)
「さても、お持病の
癇癖
(
かんぺき
)
がなせる
業
(
わざ
)
には違いなかろうが、そら恐ろしい事を口にし給うものよ。先頃の
地震
(
なえ
)
に、心の
支柱
(
ささえ
)
をとり外し、気でも狂わせ給うたか」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なえ(地震)の例文をもっと
(3作品)
見る
汝兄
(逆引き)
野に放ち
肥
(
こや
)
せし馬ぞこれ見よと
汝兄
(
なえ
)
が青駒ほこらくは今ぞ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
なえ(汝兄)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
萎
(逆引き)
荷
(
に
)
と
荷
(
に
)
を
合
(
あは
)
せ、ござ、
筵
(
むしろ
)
を
鄰
(
となり
)
して、
外濠
(
そとぼり
)
を
隔
(
へだ
)
てた
空
(
そら
)
の
凄
(
すさま
)
じい
炎
(
ほのほ
)
の
影
(
かげ
)
に、
目
(
め
)
の
及
(
およ
)
ぶあたりの
人々
(
ひと/″\
)
は、
老
(
おい
)
も
若
(
わか
)
きも、
算
(
さん
)
を
亂
(
みだ
)
して、ころ/\と
成
(
な
)
つて、そして
萎
(
なえ
)
たやうに
皆
(
みな
)
倒
(
たふ
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なえ(萎)の例文をもっと
(2作品)
見る
早苗
(逆引き)
どこの町でも
魚類売
(
さかなう
)
りは
行商人
(
あきないにん
)
の
花形役者
(
はながた
)
で……
早乙女
(
あんにゃん
)
が採った
早苗
(
なえ
)
のように頭の
天頂
(
てっぺん
)
に
手拭
(
てのごい
)
をチョット捲き付けて
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
なえ(早苗)の例文をもっと
(1作品)
見る
泣
(逆引き)
ワア/\
泣
(
なえ
)
てる処へ
己
(
おら
)
ア旦那が通り掛り、飛んだことだが、
皆
(
みんな
)
因縁だ、泣くなと、
兄
(
あに
)
さんと云い
姉
(
あね
)
さんと云い
母
(
かゝ
)
さままでもそういう
死
(
しに
)
ざまをするというのは約束事だから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なえ(泣)の例文をもっと
(1作品)
見る
秧
(逆引き)
左側は
秧
(
なえ
)
を植えたばかりの水田になって、その水は黒い中にどろどろしたぬめりを見せていた。そこからは一面に
蛙
(
かわず
)
の声が聞こえていた。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
なえ(秧)の例文をもっと
(1作品)
見る
稲苗
(逆引き)
昨年から拓かれた分には、もう
稲苗
(
なえ
)
が青々と植っていた。
土地
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
なえ(稲苗)の例文をもっと
(1作品)
見る
緑秧
(逆引き)
苗代の水に
映
(
うつ
)
る
青空
(
あおぞら
)
に
漣
(
さざなみ
)
が立ち、二寸ばかりの
緑秧
(
なえ
)
が一本一本
涼
(
すず
)
しく
靡
(
なび
)
いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
なえ(緑秧)の例文をもっと
(1作品)
見る
萎靡
(逆引き)
爰
(
ここ
)
に至りては予は実にうれしくして、一種言うべからざるの感にうたれて、知らず識らず
震慄
(
しんりつ
)
して且つ一身は
萎靡
(
なえ
)
るが如きを覚えたり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
なえ(萎靡)の例文をもっと
(1作品)
見る
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