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さなえ
ふりがな文庫
“さなえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
早苗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早苗
(逆引き)
たゞ、所々植付けられたばかりの
早苗
(
さなえ
)
が、軽いほのぼのとした緑を、初夏の風の下に、漂わせているのであった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
田の形、畔の形など現然として、春は誰がなすともなく苗代の種を蒔き、夏は
早苗
(
さなえ
)
を植え渡し、秋はまた誰刈るともなく穂切れて茎が残るといっている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
三階の部屋から、丘の松、小山田の
早苗
(
さなえ
)
の風、嶺越しの
青熒
(
せいけい
)
の麦野が眺められます。こゝはまた、それだけのもので、やはり所在なくて、宵寝をします。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
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(18作品)
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“さなえ”の意味
《名詞》
さなえ【早苗 / 秧】(歴史的仮名遣い:さなへ)
苗床から田に移植する頃の稲の苗。夏の季語。「さ」は接頭語。
(出典:Wiktionary)
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さなへ
なえ