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律義
ふりがな文庫
“律義”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りちぎ
96.7%
りつぎ
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りちぎ
(逆引き)
そう云う言葉さえ聞き取りにくい田舎
訛
(
なま
)
りで、こちらが物を尋ねてもはかばかしい答えもせずに、ただ
律義
(
りちぎ
)
らしく
時儀
(
じぎ
)
をして見せる。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
不正なる
行為
(
こうい
)
は富の外にも行われる。不正なる行為をもって名誉を得る者もある。その代りには
律義
(
りちぎ
)
一
色
(
しょく
)
で金を
拵
(
こしら
)
える者もある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
律義(りちぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
りつぎ
(逆引き)
律義
(
りつぎ
)
一方の三河武士がたゞ一筋に思ひつめて、白柄組のつきあひにも吉原へは一度も足ぶみせず、丹前風呂でも女子のさかづきは手に取らず。
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
無骨
(
ぶこつ
)
一
遍
(
ぺん
)
律義
(
りつぎ
)
男
(
をとこ
)
の
身
(
み
)
を
忘
(
わす
)
れての
介抱
(
かいほう
)
人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
にあやしく、しのびやかの
咡
(
さゝや
)
き
頓
(
やが
)
て
無沙汰
(
ぶさた
)
に
成
(
な
)
るぞかし、
隱
(
かく
)
れの
方
(
かた
)
の六
疊
(
でう
)
をば
人
(
ひと
)
奧樣
(
おくさま
)
の
癪
(
しやく
)
部屋
(
べや
)
と
名付
(
なづ
)
けて、
亂行
(
らんげう
)
あさましきやうに
取
(
とり
)
なせば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
律義(りつぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“律義”の意味
《名詞》
律義(りちぎ)
義理がたいこと。実直。
(出典:Wiktionary)
律
常用漢字
小6
部首:⼻
9画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“律義”で始まる語句
律義者
律義人
律義顔
律義一遍
検索の候補
律義者
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律義顔
律義一遍
馬鹿律義
義律
“律義”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
堺利彦
作者不詳
徳冨蘆花
谷崎潤一郎
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中里介山