“律義一遍”の読み方と例文
読み方割合
りちぎいっぺん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お松はなにも元の殿様に忠義を尽す心から言ったのではなかったけれど、お絹はお松の初心うぶな気性を、ただ律義一遍りちぎいっぺんにのみ受取ったから親身に嬉しく思ったのでした。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)