“りちぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
律義70.7%
律儀26.8%
律気2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不正なる行為こういは富の外にも行われる。不正なる行為をもって名誉を得る者もある。その代りには律義りちぎしょくで金をこしらえる者もある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
すんなりと、送って出た雪之丞を、あとにのこして、闇太郎、さも律儀りちぎな職人らしく、寒夜に、肩をすくめるようにして、出て行った。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
律気りちぎな兄者人はどんなに怒っていることであろう!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)