“律儀”の読み方と例文
読み方割合
りちぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あし早くて。とっても。)(わかいがら律儀りちぎだもな。)嘉吉かきちはまたゆっくりくつろいでうすぐろいてんをくだいて醤油しょうゆにつけて食った。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
すんなりと、送って出た雪之丞を、あとにのこして、闇太郎、さも律儀りちぎな職人らしく、寒夜に、肩をすくめるようにして、出て行った。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
また女にへんに律儀りちぎな一面も持っていて、女たちは、それゆえ、少しも心配せずに田島に深くたよっているらしい様子。
グッド・バイ (新字新仮名) / 太宰治(著)