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律儀者
ふりがな文庫
“律儀者”の読み方と例文
読み方
割合
りちぎもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りちぎもの
(逆引き)
律儀者
(
りちぎもの
)
の音松は、スッカリ興奮して、全身に汗を掻くばかり、やたらに
額部
(
ひたい
)
をたたみにこすりつけて、何かモゴモゴ言っていると
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ふと視線が合うと、蝶子は耳の
附根
(
つけね
)
まで
真赧
(
まっか
)
になったが、柳吉は素知らぬ顔で、ちょいちょい
横眼
(
よこめ
)
を使うだけであった。それが
律儀者
(
りちぎもの
)
めいた。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
ジガ蜂にくらべるとただ善良な
律儀者
(
りちぎもの
)
にしか見えなかつたし、山賊のやうな熊蜂は鈍重な
愛嬌者
(
あいけうもの
)
であつた。
ジガ蜂
(新字旧仮名)
/
島木健作
(著)
律儀者(りちぎもの)の例文をもっと
(5作品)
見る
律
常用漢字
小6
部首:⼻
9画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
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