“愛嬌者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいきょうもの78.6%
あいけうもの14.3%
あいきやうもの7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく行った松の湯は新しく普請ふしんをして見違えるようにりっぱになった。通りの荒物屋にはやはり愛嬌者あいきょうもののかみさんがすわって客に接している。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
ジガ蜂にくらべるとただ善良な律儀者りちぎものにしか見えなかつたし、山賊のやうな熊蜂は鈍重な愛嬌者あいけうものであつた。
ジガ蜂 (新字旧仮名) / 島木健作(著)
ほんとに鸚鵡あふむ愛嬌者あいきやうものです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)